こんにちは。ひぃです。
そろそろ自分なりのユーロビートの作り方が確立してきたので、作り方講座を書いていこうと思います。
今回はみんな大好きユーロブラスです!
- 第1回「定番楽器の紹介」
- 第2回「ユーロビートの楽曲構成例」
- 第3回「ユーロリフ打ち込み~ドラム編~」
- 第4回「ユーロリフ打ち込み~ユーロブラス編~」
- 第5回「ユーロリフ打ち込み~賑やかし編~」
- Hiy Vital Eurobeat Presets Vol.1
- 参考楽曲
- 完成音源
- 足していく楽器について
- コードトラックについて
- ベースを追加する
- Upbeatを追加する
- ギターを打ち込む
- JD Pianoを追加する
- Bell、Rave Stabを追加する
- 完成!
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参考楽曲
完成音源
今回はこの状態を目指して解説していきます!
足していく楽器について
第1回でも解説した通り、ユーロビートはとにかく楽器の数が多いです。
今回はベースやUpbeat等のノリを支える楽器、ギターやRave Stabといった裏方の中でも目立つ楽器を追加していきます!
コードトラックについて
前回のユーロブラスを打ち込む時に、「コードトラックは何かと使うので作ってください」と書きました。
今回追加する楽器を打ち込む際にメチャメチャ便利なので、まだ作ってないよ!って人は今すぐ作りましょう。
自分がコードトラックを作る際は、下記のポイントを意識して作っています。
- ピアノで作る
- コード+ベースラインで作る
- 基本はミュートしておく
- DAWによっては編集ロックをかける
コードトラックのイメージがよくわからないよ!って人は、自分のリミックス用ファイルをダウンロードしてください!
同梱しているmidiにコードトラックのmidiも含まれているので、参考になると思います。
ベースを追加する
それでは、ベースを打ち込んでいきましょう。
- コードトラックをコピーペーストする。
- ベースライン以外を全て削除する。
- 全選択して長さを8分にする。
- 使っているベースの音源に合わせて、鳴らす高さを調整する。
上記の手順を行うと、こんな感じになります。
8分の裏拍で鳴ってたらOKです。
コードトラック、大事でしょ?
弄るとしたら、ベースの長さを64分レベルで調整して歯切れを良くしたりとかはアリです。
Upbeatを追加する
続いて、Upbeatを打ち込んでいきましょう。
- コードトラックをコピーペーストする。
- 全選択して長さを16分にする。
- 使っているUpbeatの音源に合わせて、鳴らす高さを調整する。
上記の手順を行うと、こんな感じになります。
コードトラック、大事でしょ?(2回目)
ギターを打ち込む
さて、ギターの打ち込みです。
自分がギターの知識がある訳ではないので、「素人が打ち込んだそれっぽいギター」だと思ってください。
ギター音源のモードでパワーコードが鳴るようにしています。
打ち込みですが、基本的に8分でベースラインをなぞります。
ベロシティを下げるとミュート奏法になるので、そこでリズムを作ります。
「それっぽい」を出すだけならこの2つを抑えておけばいい気がします。
- 〇。。〇〇。。〇
- 〇。。〇。。〇。
〇が通常の奏法、。がミュート奏法です。
慣れてきたらFalsicication Codeのように16分とか入れてもいいんですが、ギターを全面に押し出すミキシングをしないならこんな感じでも全然っぽくなります。
JD Pianoを追加する
ある意味一番説明難しいヤツです。
何故なら、自分がピアノ経験者故に「何か降ってきた」で打ち込んでるからです。
とはいえ、オススメというか基本の型なるものはあるので、紹介していきます。
ピアノのリズムその1
ズズチャーチャーズズって感じのリズム。
左手から始まって左手で終わる都合上、その1だけを連続して使いづらいので、その2と交互にやると良さげです。
ピアノのリズムその2
チャーズチャーズチャーって感じのリズム。
かなり汎用性が高く、最初の右手を16分にして「チャチャズチャーズチャー」にしたり右手は単音で駆け上がらせたり、アレンジの幅が広いリズムです。
ピアノのリズムその3
ズッチャーズチャーズチャーズチャーズチャーって感じのリズム。
その2を長くしたようなリズムですが、かなり汎用性が高くBメロはこのパターンだけで作ることもあります。
ユーロビートに限らず色んなダンスミュージックで聴くリズムですね!
Bell、Rave Stabを追加する
さて、最後の仕上げです。
これを追加すると最初に貼った状態になります!
Bell
ベルはオクターブで重ねてコードをなぞってるだけです。
音源や他の楽器によって2オクターブの時もあれば、3オクターブの時もあります。
Boom*3 EUROBEAT!!!はわかりやすくベースラインですね。
ベースラインはわかりやすく説得力が出るので、困ったらベースラインにしておくと吉です。
Rave Stab
実はRave Stabも似たような感じです。
ベルにも同じことが言えるのですが、打ち込む音は簡単でも鳴らし過ぎるとうるさいし足りないと物足りないので、色々試しながら「ココだっ!」というタイミングで鳴らしてあげてください!
完成!
前回までの所も合わせるとこんな感じになります!
- ドラム隊
- ユーロブラス
- ベース、アップビート
- ギター
- JD Piano
- Bell, Rave Stab
かなり完成に近づいてきましたね!
ユーロリフ打ち込みは次回で最終回!
最後はシーケンス系の楽器を足していきます。