ひぃの雑多書き

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ひぃ流EUROBEATの作り方 第2回「ユーロビートの楽曲構成例」

こんにちは。ひぃです。

そろそろ自分なりのユーロビートの作り方が確立してきたので、作り方講座を書いていこうと思います。
今回は楽曲構成を紹介していこうと思います。

はじめに

今回はユーロビートの楽曲構成を紹介していきます。

もちろん楽曲の魅せ方は色々あるので定番から外れること自体は悪いことじゃないと思います。
が、『守破離』という言葉もあるように、まずは定番を抑えてから自己流にアレンジしていきましょう!

創作活動に限らず、ゲームなんかにおいても守破離はメチャ大事ですよ。
ちゃんと言葉の意味を知らない人は是非ググってみてください。

参考楽曲

Boom×3 EUROBEAT!!!はユーロビート以外のジャンルの要素も組み込んでおり、楽曲構成もかなり特殊になっています。

なので、今回はSweet Sweet Magicを使っていきます。

楽曲構成

これがSweet Sweet Magicの楽曲プロジェクトです。

OreoBros.はNasvy君との合作名義なこともあってか、ちょっと音数少なめですね。
自分がユーロビートを作る時は大体100~150くらいです。

1番

所謂ウタモノで言う『一番』にあたる部分がこちらです。

リフ、Aメロ、Bメロ、Cサビで1つのまとまりになってます。

もちろん普通に順番にAメロ、Bメロ、Cメロ、Dサビって言ってもオッケーです。
が、ユーロリフはユーロビートに欠かせない重要な部分ということや、サビはCにしたい宗教上の理由により自分はこういう呼び方をしてます。

リフ

リフはボーカルがないことが多いです。
あっても声ネタとかカットアップとか。

ユーロブラスの音量が上がって主役になっていることが多いです。

逆に、Aメロ~Cサビについてはあくまでボーカルが主役で、ユーロブラスは一歩引いた位置にいます。
そもそもユーロブラスじゃなくてギターとかベルを使ってる楽曲もありますね。

そして、まず間違いなく 8小節 です。

Aメロ

Aメロからボーカルが入ってきます。
1番についてはユーロブラスがあまり鳴ってない、鳴っててもちょっとだけのことが多いです。

前回の楽器紹介でも紹介したバックグラウンドの音が聴きやすいんじゃないでしょうか。
楽曲のテンションとしても落ち着いた部分です。

そして、Aメロも 8小節か16小節 の楽曲が殆どだと思います。

Bメロ

Bメロはより一層静かになったり、サビに向けて盛り上がったりしていくパートですね。

ここではユーロブラスをバッキングとして使っていることが多いです。
あとは駆け上がるような打ち込みとか。

Bメロについても半分以上の楽曲が 8小節 だと思います。
たまに、サビに入る前にフックとして1小節か2小節フィルを入れたりしてる楽曲もあるかも。

Cサビ

お待たせしました。サビです。

サビではボーカルとユーロブラスの掛け合いがあったり、ボーカルラインをなぞってたり、とにかく賑やかです。

サビも 8小節単位 の楽曲が殆どです。
8小節を1ループとして2回し(=16小節)してる楽曲が多いんじゃないかな?

つまり

はい、ここまで簡単に解説してきて何となくわかってきたんじゃないでしょうか。

ユーロビートは、『リフ』『Aメロ』『Bメロ』『Cメロ』をそれぞれ 8小節単位で作る のが基本です!

2番

何となくわかってきた所で、2番以降も見てみましょう。

1番と2番であまり変化のない楽曲が多いんじゃないかと思います。
自分の作る楽曲では、2番のAメロは1番よりユーロブラスを入れてるくらい。

あとはドラムのリズムに変化を付けたりする場合もありますが、定番としては常に4つ打ちだと思います。
ユーロビートは変化を楽しむジャンルというよりかは、『どの曲も大体構成が一緒だからこそ、知らない曲でも何となくノれる』ジャンルなんですね。

自分はパラパラ(ユーロビートを踊ること)にはあまり詳しくないのですが、踊る敷居を下げる為に1番2番で同じ振り付けをしてる印象があります。
1番2番で変化が控えめなのもその影響があるのかもしれません。

Dメロ、落ちサビ、ラスサビ、イントロ、アウトロ

2番の後にはDメロが登場します。
俗に言う間奏って奴ですね。

ここはユーロビートの中でも唯一色々なパターンがある部分だと思っています。
例えば3番が来るんだけどAとBはボーカルのないインストパートになってるとか、ギターソロが入ってくるとか。

自分はソロパートやその後に落ちサビが来るのが好きなのであまり3番パターンはやらないのですが、基本的には8小節単位で作ってあればオッケーだと思います。

最後にイントロとアウトロですね。

イントロも例によって8小節単位、アウトロはリフを2回しして終わる曲が多いと思います。
あとは自分はあまり好きじゃないんですが、リフが3~4回ループしていて、3回目辺りからフェードアウトしてる奴とか。

最後に

今回はユーロビートの楽曲構成例を紹介しました。

一例ということで自分の過去作を使いましたが、大体のユーロビートはこの楽曲構成だと思います。
精々各パートが8小節か16小節かの違いくらい。

使っている音色や楽曲構成を理解した所で、改めて色々なユーロビートを聴いてみてくださいね!
次回からはユーロリフの作り方を解説していきます!